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【福岡工業大学様】Society 5.0時代の実践型人材を育成する教育系情報基盤を刷新


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福岡工業大学様は、社会に貢献できる「実践型人材」の育成のため、経営理念に「For all the students~すべての学生生徒のために」を掲げ、全学で「アクティブラーニング型授業」と「就業力育成」を推進し実践する大学です。教職協働で取り組む「丁寧な教育」および「面倒見の良さ」など、学生に寄り添った学生支援にも定評があり、学生一人ひとりの可能性を拡げる強力なサポートを行っています。
また、教育面だけでなく手厚い就職活動の支援も徹底しており、高い就職率と質の高い就職実績も大きな特徴です。
こうした取り組みにより、18歳人口(kou)が減少するなか、福(fu)岡工(gong)業大(da)学(xue)様への入学(xue)志願者(zhe)(2019年(nian)度入試時点)は13年(nian)連続で増(zeng)加しています。

SCSKは、福岡工業大学様の情報基盤に2007年から携わり、「For all the students」の実現を支援しています。
今回は、2018年に実施した学内ネットワークおよびパソコン教室の刷新について、福岡工(gong)業大学 情報(bao)基盤センターの皆様に詳しくお話を伺(si)いました。


福岡工業大学
情報基盤センター長
エクステンションセンター長
情報工学部 情報システム工学科
博士(工学)
利光 和彦 教授

福岡工業大学
情報基盤センター 次長
中島 良二 様

福岡工業大学
情報基盤センター
情報企画課 課長
藤原 昭二 様

全学共用情報基盤 刷新の背景:Society 5.0時代に通用する人材育成への対応

――学内ネットワークおよびパソコン教室を刷新した背景についてお教えください。

「建学の綱領」にも掲げている“社会(hui)に貢献する実(shi)践(jian)型人(ren)(ren)材(cai)の育(yu)(yu)成(cheng)”に力(li)(li)を入れています。本学の実(shi)践(jian)型人(ren)(ren)材(cai)は、Society 5.0※時代に必要(yao)な創(chuang)造(zao)的(de)問題解(jie)決(jue)力(li)(li)、さらにはSDGsにも対(dui)応できる人(ren)(ren)材(cai)を指します。この実(shi)践(jian)型人(ren)(ren)材(cai)を育(yu)(yu)成(cheng)するため、これまで情報リテラシーの基盤的(de)能力(li)(li)と知識やスキルの習得ほか、アクティブラーニングを取り入れるなどしてコンピテンシーの醸成(cheng)にも注力(li)(li)してきました。

私たちは、Society 5.0時代で活躍するためには次(ci)のような力が必要だと考えています。

図:Society 5.0を生き抜くために必要と考えられる基盤的能力

※Society 5.0…仮想空間と現実空間を高度に融合させ、経済発展と社会的課題解決を両立する未来社会コンセプト

 参(can)考(kao)サイト)「Society 5.0 - 科(ke)学技術(shu)政策 - 内閣府」

実践型人材の育成に欠かせないのが先進的なICTを駆使した「教育系情報基盤」の整備です。
テクノロジーは日々進化しており、学習すべき知識やスキルおよびその教授法も変化しています。
そのために必要(yao)な学(xue)内ネットワークの刷新とパソコン教(jiao)室の継(ji)続的な整備は、変化(hua)に対応していくために重要(yao)な取り組みだと捉えています。

取り組み①【学内ネットワークの刷新】利便性とセキュリティ性を両立したネットワーク環境

――学内ネットワークとパソコン教室、それぞれお話を伺いたいと思います。まず、学内ネットワークの刷新について、詳しくお聞かせください。

約5,000台の端(duan)末が接(jie)続されている本学のネットワークは、ICTを活用した教育・研(yan)究活動(dong)の促(cu)進と高度化に欠かせない重要なインフラです。今回の刷(shua)新で実現(xian)したかったことは、高い処理能力はもとより、利(li)便性とセキュリティ性のバランスが保たれたネットワーク環境です。

○学内ネットワークの主な改善ポイント
◦老朽化による性能・機能・耐障害性の低下の解消
→基幹スイッチとサブスイッチ間および本部棟幹線の速度・帯域の増強。2~2.5倍の性能に向上。
◦利用用途の増加による慢性的な帯域不足を解消
→建屋間・建屋内の主要箇所10Gbps化。
◦無線混雑および電波範囲を解消するための新しい無線LAN規格の拡充
→802.11ac未対応箇所の解消。
◦情報セキュリティ対策を強化
→802.1x認証の全面採用。
→ゲスト無線LANのセキュリティ向上(ワンタイムパスワードの付与)など。

取り組み②【パソコン教室の刷新】実社会で活躍する実践型人材育成に寄与する教育環境

――次に、パソコン教室の刷新について詳しくお教えください。

学内(nei)ネットワーク刷新とあわせて大学と短期大学部(bu)を合わせて約600台のパソコンを刷新し、パソコン教室の一(yi)部(bu)什器も再整備(bei)しました。パソコンの老朽(xiu)化への対(dui)応(ying)だけでなく、Society 5.0を生き抜く実践型人材の育成施策の一(yi)環としての対(dui)応(ying)です。そのため、STEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)の要素も勘案しています。

Society 5.0に求(qiu)められる各能(neng)力の育(yu)成には、相(xiang)応の情報環(huan)境が求(qiu)められます。本学においては、パソコン教(jiao)室もアクティブラーニングに対応した教(jiao)室、創造性を発揮できる教(jiao)育(yu)空間(jian)、最新の3次元(yuan)CAD、CG、シミュレーションソフトなどを動かせる高いスペックのパソコンが必要(yao)です。

また、全学(xue)部共通のパソコン教(jiao)室(shi)を整(zheng)備するうえでは、十分な規(gui)模も必要となります。知識の定着(zhe)には授業外学(xue)習(xi)も重要で、パソコン教(jiao)室(shi)が空(kong)いている時間にパソコン不足(zu)に陥ることなく、学(xue)生が自由に使える環境も提供(gong)する必要がありました。

○パソコン教室の主な改善ポイント
◦老朽化による性能・機能・耐障害性の低下の解消
◦授業の1分1秒を無駄にしない高速起動・安定動作の実現
◦Society 5.0人材育成に対応した高度なソフトウェアを高速処理できるハードウェア性能
→SOLIDWORKS(2次元/3次元 CADソフトウェア)、Adobeソフトウェアなどをストレスなく利用できるスペックのパソコンを採用。
導入パソコンの例)Intel Core i7-7700、外部GPU、メモリ16GB、480GB SSD搭載
◦各種授業スタイル(通常授業/演習/プロジェクト型学習/グループ学習など)に対応する什器、設置レイアウト
→2名~8名程度のグループワークができるレイアウト(固定什器でもグループが構成できる工夫)。
→収納可能な可動式の作業テーブルおよびホワイトボードを配備。
→パソコン本体をデスクの下に配置し、手元スペースを広く確保。
写真:パソコン教室


アクティブラーニングに適したパソコン教室です。通路、座席の間隔、手元の作業スペースが広いことが特徴です。教室内には折り畳み式の机(ji)と可動(dong)式ホワイトボードが併設され、通路に机(ji)とホワイトボードを設置することで背中合わせの4人-8人同士でディスカッションやグループワークができるようになっています。

写真:クリエイティブ・ラボ

クリエイティブ・ラボは、学(xue)(xue)生が授業で得た知識をもとに、独創的(de)な創作活動を行うためのパソコン教室(shi)です。CPUやグラフィック性能が高(gao)い特(te)別(bie)な高(gao)性能PC、大型ディスプレイ、プロ仕様のペンタブレット、クリエイティブ系(xi)のソフトウェアが完備(bei)され、学(xue)(xue)生が創作活動に専念できるIT環境が整っています。また、教室(shi)の内装や什器(qi)の配(pei)置にもアイデア発(fa)想を促進する工(gong)夫が多く取り入れられ、学(xue)(xue)生チームがアイデアを持(chi)ちよる共創的(de)スペースにもなっています。

ベンダーとしてSCSKを選定した理由について

――SCSKをベンダーに採用いただきました。SCSKの採用理由をお教えください。

・SCSK提案内容と評価:学内ネットワーク刷新について

今回の学内ネットワーク刷新では、無線アクセスポイントの管理と可視化を重視していました。以前無線LANを導入した当時は、電波の発信状況や干渉状況を十分に把握する術がなく、ブラックボックス状態といっても過言ではない状況でした。
この問題を改善するため、SCSKに提案いただいたのは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)の無線アクセスポイント「Aruba」、同じくHPEのネットワーク管理ソフトウェア「Aruba AirWave」、SCSKのネットワーク認証・利用者管理アプライアンス「RADIUS GUARD S」でした。
「Aruba AirWave」は電(dian)(dian)波(bo)状況(kuang)をヒートマップで確認でき、どのSSIDからどのように電(dian)(dian)波(bo)が出ているか一目でわかります。

約2年間検討し、「Aruba」と「Aruba AirWave」の組み合わせが我々の問題改善に最も適していたこと、保証期間が長かったことを評価しました。一般的にIT機器の保守期間は5年ですが、HPEの製品はさらに長期のライフタイム保証が付く点も採用のポイントとなりました。
また、自由(you)度とセキュリティを両(liang)立させるには、適切(qie)なアクセス管理が必(bi)要です。「RADIUS GUARD S」のRADIUS認証で、ゲストも一定時間利用可能なアカウントを即時発行できる点も評価しました。

・SCSK提案内容と評価:パソコン教室の刷新について

SCSKは、カタログ上のスペックだけで判断(duan)せず、実際のパフォーマンスを実機で検(jian)証したものを提案してくれました。限られた予(yu)算の中で最大のパフォーマンスを引き出せるよう、中には本(ben)学向けにカスタマイズしたオリジナル構成のパソコンもありました。予(yu)算内で希望通りのスペックを揃えてくれ、メーカーと連携した保(bao)守体制も万全だったので安心して利(li)用(yong)できると判断(duan)しました。

――SCSKに対する印象についてお聞かせください。

SCSKは、私たちの経営理念と教育目標を理解し、本学の課題やニーズを的確に捉え、解決提案ができる力があると感じています。
大学の情報基盤システムの調達には、多くの国内有数企業との競合があります。
SCSKにお願いするきっかけとなったのは、ヒアリング力と提案力です。本学の要求仕様を読み解くまで足しげく通い、理解を深めていったのが印象的でした。実際に、その結果が提案内容に反映されていました。
また、高い技術(shu)力とコミュニケーション力を有した技術(shu)者チームを中(zhong)核とした保守サポート体制も、ユーザーにとっては大変心強(qiang)く、安(an)心できるものだったと言えます。

導入時:トラブルなく短期で本稼働を実現

――ベンダー選定後の進捗状況はいかがでしたか。

6教室にわたり約600台(tai)におよぶパソコンの入(ru)れ替えは本来であれば2カ月要するところ、実質1カ月で実施していただきました。事前に入(ru)念に準(zhun)備していただいたおかげで、夏季休(xiu)暇期(qi)間中に立ち上げることができ、2018年(nian)後期(qi)の授業から新(xin)しいパソコンが稼(jia)働しています。また、全てのパソコンにネットブート(vBoot)によるOSとソフトウェア環境の一元管理を採用しており、高速(su)かつ安定稼(jia)働しています。

学内ネットワークに関しては、教職員の各研究室(shi)の配線も張(zhang)り替えたため、2018年(nian)12月まで時間を要(yao)しました。教職員ごとに張(zhang)り替え作業に対する要(yao)望(wang)が異なるため、なかなか大変だったと思(si)いますが、根気強く丁寧に対応していただいたと感謝(xie)しています。

導入効果:学生や教職員、他校からも高い評価

――学内ネットワーク刷新とパソコン教室の刷新を行った後、反響や効果はありましたか。

もともと本学では「学園全体のラーニング・コモンズ化計画」のもと、図書館をはじめ、各棟に学生が集い学び合える学修スペースをいくつも提供しており、キャンパス内で授業外学修や研究を行う主体的な学生がより一層増え、並行してICTの利活用も多種・多様に増えてきました。
そのような中、学内ネットワークとパソコン教(jiao)室の刷新は、学生達のICTを活用した教(jiao)育・研(yan)究活動において大変役立(li)っています。

学内ネットワークに関しては、自前のパソコンやスマートフォンまたはタブレットなどで、どこからでも無線LANにつながる自由度の高いセキュアなネットワークを構築できたことが、ICT活用の促進につながっていると考えています。また、ゲストもワンタイムパスワードでセキュアにインターネットに接続できるので、学会やイベントで本学に訪れたゲストの皆様からも利便性が高く充実したネットワーク環境だと大変好評です。
電波の可視化も実現できましたので、管理面も楽になりました。従来は無線LANに繋がりにくい時の原因の特定が難しかったのですが、今はすぐに判断できます。
また、Zabbix、Grafana、Elasticsearch、Kibanaを組み合(he)わせた「ネットワーク可視化システム」も構築いただき、各ネットワーク機(ji)器(qi)やサーバーの稼働状況(kuang)や無線LANの利用状況(kuang)もワンストップで細かに確認できるようになりました。

パソコン教室に関しては、授業外でのパソコン自習やグループワークを行う学生が増えています。
学生達には、本学の充実した情報環境を評価し入学してくる者も少なくありません。しかし、利用していると本学のネットワーク環境やパソコン教室が当たり前に思うようです。
しかし、他大(da)学生との交流を通して、本学の情(qing)報環境の素晴らしさを再認識するそうです。キャンパス内どこでも自(zi)分の端(duan)末で利用(yong)(yong)できる高速(su)なネットワーク環境、有(you)用(yong)(yong)なソフトウェアが豊富で、どんなソフトウェアでもサクサク動作する高スペックな最新パソコン、これら優れた情(qing)報環境が学生のために整(zheng)備(bei)され、授業外でも自(zi)由に利用(yong)(yong)できることに「他大(da)学の学生が驚き、羨ましいと言われる」と聞(wen)いています。

図:福(fu)岡工業大学様(yang)の学内総合(he)情(qing)報ネットワーク「FITNeS」 ※クリックして拡(kuo)大(別タブ表示)




図(tu):福(fu)岡工(gong)業大(da)学(xue)様 情報基盤センター教育システム「BeNeFIT」 ※クリックして拡大(da)(別タブ表示(shi))


福岡工業(ye)大学(xue)様の情(qing)(qing)報(bao)基盤の詳細)「福岡工業(ye)大学(xue) 情(qing)(qing)報(bao)基盤センター」(外部リンク)

学内の”ICTサービスプロバイダー”として、学校法人全体のICT戦略を担っていく

――情報基盤センターが目指す今後の取り組みについてお教えください。

教育・研究活動の多様化に伴い、導入するソフトウェアも多様化し、その数も増えています。大学全体のニーズを見ながらトレンドを捉えつつ、限られたリソースでベストな環境を用意する必要があるでしょう。今後はAIやIoTおよびビックデータやブロックチェーン技術応用に係る情報環境がさらに重要になると予測しています。
また、欧米ではICTの活用により単位(wei)の認定方法など教(jiao)育の仕組みに変(bian)化が出ています。今後日本でも大きく変(bian)わる可(ke)能(neng)性(xing)があり、変(bian)化にどう対(dui)応するか課(ke)題です。

また、中長期計(ji)画であるマスタープランにより、情(qing)報基(ji)盤センターが学(xue)校法人全体(ti)(大(da)学(xue)・短期大(da)学(xue)部(bu)・附(fu)属高校)の情(qing)報化支援(yuan)を担(dan)うようになりました。今後はICTで学(xue)園全体(ti)にどのような価(jia)値をもたらせるのか、利活用を見据(ju)えた戦略が大(da)きなミッションになると考(kao)えます。これまでは教育面を最優先にリソースを費やしてきましたが、今後は事務面もICTで効(xiao)率(lv)(lv)化したいと考(kao)えています。企業でいう「働き方改革」に相(xiang)当する部(bu)分、つまり教職員の業務の能率(lv)(lv)化や効(xiao)率(lv)(lv)化を図るため、情(qing)報基(ji)盤センターが学(xue)内のICTサービスプロバイダーとして各種サービスを提供し、その実現を目指していきたいと考(kao)えています。

――最後に、SCSKに対する今後の期待について、お願いいたします。

SCSKは、難しい依頼でも「できない」と言わず、必ず何か提(ti)案してくれます。例(li)えば、リスクの高いオープンソース製品(pin)の採用など、課題のハードルが高い場合(he)でも、まずは持ち帰って社内(nei)で検討してくれました。新たなミッションも、変わらぬ姿勢で本学とともに取(qu)り組んでいただきたいと思っています。引き続きご支援をよろしくお願いします。

――本日は大変貴重なお話をありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。

情報(bao)基(ji)盤センターのオフィス隣(lin)にサーバールームがあり、廊下(xia)から実機を見ることができます。

写真:サーバールーム

サーバールームに掲(jie)示(shi)されているパネルには、学(xue)内ネットワークや教(jiao)育システムの構(gou)成(cheng)図が掲(jie)示(shi)されています。在学(xue)生(sheng)はもとより施設見学(xue)に訪れる中高(gao)生(sheng)にも、最新の情(qing)報技術を支(zhi)えるハードウェア面にも興味関心を持ってほしいとして、情(qing)報開示(shi)に積極的であることも福(fu)岡工(gong)業大学(xue)様の特(te)徴(zheng)の一つです。

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