テイルズオブテイルズ シーズン2ピンボール

株式会社エノモト 様

株式会社エノモト 金型製作から製品完成までのものづくりをatWillで一元管理。
IoTやEDI連携により生産現場と管理部門のリアルタイムなデータ共有が可能に。
生産進捗・設計・在庫・原価の見える化で現場業務の改善へ

課 題
  • 旧ERPは海外製パッケージで、機能追加が難しく実業務と乖離していた
  • 生産計画は各工場が手作業で計算・策定しており工数がかさんでいた
  • 生産進捗・在庫・原価の情報にタイムラグがあり、最新情報を担当者に問い合わせていた
  • 紙や別システムでのワークフロー運用により、作業が冗長していた
  • 生産管理に限定した使い方から脱却し、DXにつながる新たな活用法を模索していた
解 決
  • atWillの業務テンプレートと高速開発ツールを活用し、機能拡張を容易に実現。
    開発コストは他社の半額以下に
  • 納入日を基準とした所要量計算と負荷平準化に対応した生産計画の機能を提供し、
    納期管理を自動化
  • IoT・タブレットの活用やEDI連携で、現場の情報をリアルタイムに更新
  • ERP内のワークフロー利用により内部統制と情報共有の効率化を実現
  • 最新のデータを全社で共有し、働き方の意識変化&DX推進へ
株式会社エノモト 様

 1962年の創業(ye)以(yi)来、金型技(ji)術を用(yong)(yong)いた「ものづくり」を重視(shi)してきた精密部品メーカー。海外拠点とのネットワークを活用(yong)(yong)することで高(gao)品質、低コストの量(liang)産体(ti)制(zhi)を確立しつつ、「パワー半導(dao)体(ti)用(yong)(yong)リードフレーム」「オプトデバイス」「コネクタ」を3本(ben)の柱とした経(jing)営を進めている。独自の技(ji)術を用(yong)(yong)いた長寿命金型や、開発から量(liang)産まで一貫したサポート体(ti)制(zhi)などを提供することで、国内外のさまざまな企業(ye)活動を支えている。

所在地
〒409-0198 ⼭梨県上野原市上野原8154-19
資本金
4,749百万円
URL
青柳 正美
株式会社エノモト
経営管理グループ
情報システム室
室長
青柳(liu) 正美
大島 絵美
株式会社エノモト
企画管理部 企画管理課 第1係
主任
大島(dao) 絵(hui)美(mei)

パワー半導体向けのリードフレーム、自動車やスマートフォンなどのコネクタ、燃料電池用の金属セパレーターなど、電子部品の開発、製造を手掛けるエノモト。その特徴は金型製作からプレス、大量生産まで、一貫したものづくりに取り組んできたことだ。「ものづくりの最初である金型製作から製品完成までを一気通貫で手掛けることで、製品を隅々まで熟知するだけでなく、安定かつ安価に供給できるという強みにもつながっています。これは金属加工プレス事業で創業した60年前から続く伝統ともいえます」と経営管理グループ 情報システム室 室長の青柳正美氏は説明する。

高い保守費用の見直し、効率化や自動化、DXへの取り組みを目指して、
海外製ERPから脱却

エノモトがERPを導入したのは20 年ほど前のこと。青(qing)柳(liu)氏(shi)は「当(dang)時(shi)導入したのは海外製(zhi)のパッケージ型ERP で、材料(liao)を購入して生産(chan)、出荷(he)するという一(yi)連の流れを管(guan)理(li)することに限定して利用してきました」と語り、当(dang)時(shi)抱えていた課題として「効(xiao)率(lv)化や自動化のための機能追加の難(nan)しさ」と「高額なサポート費用」を挙(ju)げた。

当時のERPにカスタマイズが必要になったときはベンダーや業者に依頼することになり、時間(jian)もコストも余計にかかってしまう。さらに使(shi)い勝手(shou)にも不(bu)満があった。

「以前のERPは所要量などを計算する機(ji)能が使(shi)いにくく、結局(ju)は別の表計算ソフトを使(shi)って各工場が個(ge)別に対応(ying)していました。これでは手動でやるようなものですから、作業に遅(chi)れが生じ、計算に時間(jian)がかかってしまいます」(青柳氏(shi))

そのほかワークフローはERPとは別のシステムを導入していたため、ひとつのシステムですべてを一元管理したいという考えもあった。 

その上で、ERPリプレースの大(da)きなきっかけとなったのが、年(nian)間数千万円(yuan)もの保守やライセンスにかかる費用だった。「2019年(nian)ごろに上長から費用を削減(jian)できないかという相談(tan)がありました。ちょうどERPのサーバーのサポート期限の時期と重なっていたこともあり、そろそろリプレースやDXへの移(yi)行(xing)について具(ju)体的に考えなくてはと思っていたときに、タイミングよくSCSKのatWill担当者から電話があったのです」と青柳(liu)氏は振り返る。

パッケージとフルスクラッチのメリットを同時に享受できる
業務テンプレート「atWill」を採用

SCSKのatWill は主要な機(ji)能(neng)を業務テンプレートとして提(ti)供する生産管理(li)システムだ。また、高速開発ツールatWill Platformが標(biao)準(zhun)で搭載されており、カスタマイズや機(ji)能(neng)追(zhui)加も効率良(liang)く実現できる。

「atWillは主要(yao)な機(ji)能はすでに用意されているので短期間(jian)、かつ安価に構(gou)築できます。必要(yao)な機(ji)能だけをセレクトする形でも導(dao)入(ru)できるのでコストも抑えられ、足(zu)りない機(ji)能のカスタマイズや追加開(kai)発も容易(yi)でした」(青柳氏(shi))

また、atWill Platformを使って、自(zi)分たちでも簡単に機能を追加、修(xiu)正できる点(dian)も評価された。帳票や画面構(gou)成などは、従業員の意見を聞きながら自(zi)分たちで変(bian)更(geng)することも可能だ。

開発(fa)にかかるコストが、パッケージ版を提案してきた業者よりも半分(fen)以(yi)下、保(bao)守費(fei)用も以(yi)前に比べて約(yue)3分(fen)の1に抑えられる点も決定を後押ししたという。

何より魅力的に映ったのは、SCSK が自(zi)社開発した製品(pin)である点だ。

「やはり開発(fa)元の社員が構築(zhu)プロジェクトに入り、サポートもしてくれるという安(an)心、信頼感が、決定する上で大(da)きなポイントとなりました。SIerと製品ベンダーが異なると、問い合(he)わせをしても回答までにタイムラグが生じますが、SCSKは質(zhi)問したその場で答えてもらえることもありました」(青柳氏)

数(shu)社の提案(an)を比較検討した上で、2020 年(nian)8月atWillの採用(yong)が決定し、構(gou)築(zhu)プロジェクトが動き出した。

パッケージとフルスクラッチのメリットを同時に享受できる 業務テンプレート「atWill」を採用

高速開発ツールを用いて、エノモトとSCSKが連携し開発した新機能も

構(gou)築(zhu)フェーズにおいて、現場(chang)部(bu)門の意(yi)見(jian)を集約し情報システム室やSCSKにつなぐのが企画管理(li)部(bu) 企画管理(li)課 第1係 主任の大島絵(hui)美氏だった。システム開発(fa)に関わるのは初めてという大島氏だったが、「SCSKとうまく役割を分担し、連携しながら進められた」と述べる。

「簡(jian)単に対(dui)応(ying)できるものは情報(bao)システム室(shi)がatWill Platformを使って対(dui)応(ying)し、ちょっと難しそうなものはSCSKに相談するというように柔(rou)軟に進(jin)めていきました。atWillであれば高速開発ツールを使って実(shi)際(ji)に動作するところを現(xian)場の人に見せられるので、すぐに意見を拾えますし、調整を依頼(lai)してから反映されるまでの過程(cheng)も非常にスムーズでした」(大島氏)

「昔から使ってきた帳票の形(xing)式には、今後も継承(cheng)したいものもあります。しかしエノモト流(liu)の帳票の作り方をSCSKに伝えて開(kai)発してもらうより、自分たちが望む形(xing)式の帳票を自分たちで作るほうがスピーディーですし、コストも抑えられます」(青(qing)柳氏)

両社が連(lian)携(xie)して新たな機(ji)能を開(kai)発するケースもあった。IoT を用(yong)いて工場内の生産設(she)備(bei)からデータを自動(dong)的にatWillに連(lian)携(xie)する機(ji)能は、IoTデータと作業者の実(shi)績を紐づける部分(fen)を情報システム室が開(kai)発し、IoT機(ji)器(qi)との連(lian)携(xie)とデータを受け取(qu)ってからの処(chu)理はSCSK が開(kai)発している。このような共同作業もatWill Platformをうまく活(huo)用(yong)した例である。

DXやIoT化により、現場のデータのリアルタイムな共有が可能に

2022年4月atWillのシステムは完成し、本番稼働を迎えた。atWill がカバーする領域は、販売管(guan)(guan)理(li)(li)、生(sheng)産(chan)計画/製番管(guan)(guan)理(li)(li)、金型(xing)管(guan)(guan)理(li)(li)、製造管(guan)(guan)理(li)(li)、購買(mai)管(guan)(guan)理(li)(li)、在庫(ku)管(guan)(guan)理(li)(li)、品質(zhi)管(guan)(guan)理(li)(li)、原価(jia)管(guan)(guan)理(li)(li)など、ものづくりのあらゆる場面(mian)にまたがっている。生(sheng)産(chan)工(gong)程の状況や納期の可視化によって生(sheng)産(chan)計画立案の自動化や製造工(gong)程管(guan)(guan)理(li)(li)の効(xiao)率化も進んだ。利用ユーザー数も約200名から約500名に増え、全社(she)でのシステム活(huo)用が進んでいる。

新たに導入(ru)(ru)したIoTやタブレットの活用は、ものづくりの精度向上やDXに寄与すると期待されている。以(yi)前は、工(gong)場で紙の帳(zhang)票に記入(ru)(ru)し、それを受け取(qu)った入(ru)(ru)力オペレーターがERPに入(ru)(ru)力していたので、情報にタイムラグが発生(sheng)していた。 現(xian)在は、工(gong)場などでの仕事(shi)内容をその場でタブレットを使(shi)ってatWillに登(deng)録される。リアルタイムに情報が更新されるので、情報の鮮(xian)度は大(da)きく向上した。

「検査結果も出荷状況、売上状況などが常に見られる点は、管理側には大きなメリットです。いつでも最新のデータを確認して、何らかの異常発生にも気づきやすくなっています」(大島氏)
また製造に使(shi)用する金(jin)型やパーツは長年(nian)使(shi)いつづけると摩耗(hao)(hao)するので、劣化(hua)したタイミングで修理する必要がある。これも生産設備にIoT 機(ji)器を取り付け、プレス回数などを正確に記録し、部(bu)品の摩耗(hao)(hao)や故障の検知、予見につなげようとしている。

購買EDIもワークフローと組み合(he)わせて双方(fang)向にやり取りできるようにした。旧システムでは発注を目的(de)とした一方(fang)通行だったが、双方(fang)向にしたことで取引先(xian)からの返答である納期(qi)(qi)などもatWill の画面(mian)上でわかるようになった。納期(qi)(qi)を正確に把握することで、過剰在(zai)庫を防ぐことも期(qi)(qi)待できる。

国内外のデータを共有することで、新しいものづくりを目指す

国内外のデータを共有することで、新しいものづくりを目指す (右から)株式会社エノモト 青柳 正美 氏
     株式会社エノモト 大島 絵美 氏
     SCSK株式会社 澤入 明奈

両(liang)氏はatWillへの移行によって大きく変わりつつあるのは「従業員の意識」だと感(gan)じている。

「昔は、誰かに依頼しないと資料が見られない、資料ができあがるまで待たなければいけない状況がありました。例えば原価管理の表は毎月1回作成していましたので、見られるのは月次データでした。しかし、いまではデータがリアルタイムで蓄積され、いつでも日次の最新データにアクセスできます。誰かに依頼しなくても、いつでも自分で操作して最新データを見ることが浸透していけば、働く意識も変わってくるのではないでしょうか」(大島氏)
国内拠(ju)点(dian)のERPをatWillに切り替えたエノモトが取(qu)り組んでいるのは、海外(wai)拠(ju)点(dian)への展開だ。手始めに2023年5月を目処(chu)として、フィリピンにある生(sheng)産(chan)拠(ju)点(dian)のERPを、atWillへ切り替える取(qu)り組みを進めている。

「海外を含(han)めた全拠点(dian)のERPをatWillに統一することで、海外を含(han)めたオール・エノモトのデータをリアルタイムに共有したいですね。それによって、利便(bian)性や競争力が高まることを期待しています」(青柳氏)



atWillの代表的な導入事例
生産管(guan)理(li)
KIRIU

株式会社キリウ 様

一気生産の強化に向け、atWillをベースに生産管理システムを構築。
生産に関する全社のデータを一元的に見える化に成功。
柔軟なカスタマイズで、現場の声もスピーディーに反映
生産管(guan)理
4R ENERGRY

フォーアールエナジー株式会社 様

半年後に迫った工場開所に間に合わせるため、
テンプレート式の生産管理システムatWillでシステム構築。
リサイクル事業特有の原価分解の機能も搭載
アフターサービス
WE LOVE RICE SUZUMO

鈴茂器工株式会社 様

修理の内容、進捗情報をatWill Templateアフターサービスで一元管理。
販売からアフターサービスまで一気通貫の情報管理で顧客満足度の向上へ
生(sheng)産管理
NDC

日本ドライケミカル株式会社 様

atWill導入によって受注から設計、生産、出荷まで一気通貫
個別受注生産品の作業工程を可視化し原価分析・リアルタイム在庫管理を可能に

【事例1】 通信機械器具製造業

業務状況と経営情報の見える化、原価改善により競争力強化を実現した事例です。
 生産(chan)管理(li)

【事例2】 金属製品製造業

適正量発注による在庫削減、経営情報の見える化によりスピード経営とコスト削減を実現した事例です。
生産管理

【事例3】 化学工業品製造業

属人的に行われている業務をシステム化により標準化・一元化することで、業務改善とコスト削減に成功した事例です。
 生産(chan)管理

【事例4】 清涼飲料製造業

業務の再構築と計数情報の見える化により、業務改善とコスト削減に成功した事例です。
生(sheng)産管理