テイルズオブテイルズ シーズン2ピンボール

トラスコ中山株式会社 様

卸売業として、お客様の利便性向上への
飽くなき追求 プロツール(※)総合サイト
「トラスコ オレンジブック.Com」を
リニューアル ※工場や建設現場などでプロ(工員・職人)が
扱う工具、作業用品、消耗品、機械類などの総称

 顧(gu)客接点の高度化 

日本のモノづくり現場のお役に立つという“志”を体現すべく
魅力に溢れ、常にお客様の期待の半歩先を行くサイトを実現

事例のポイント

お客様(トラスコ中山様)の課題

  • 売上高3,000億円を目指したシステム基盤の構築が急務
  • 検索機能などECサイトそのものの使い勝手が悪い
  • 画一的な情報提供に留まり、取り扱い商品の幅広さを活かせていない

課題解決の成果

  • サービス提供時間の制約をなくし、24時間化を実現
  • 検索性能の向上やストレスなく利用できるサイトを構築
  • 個客にあったロングテール商品を高精度で提案

導入ソリューション

  • 検索プラットフォーム:Spook
  • データベース基盤:Oracle Exadata
  • レコメンドエンジン:Rtoaster
  • コンテンツ管理システム:Oracle WebCenter Sites
  • サイトデザイン:メンバーズ社
  • アプリケーション開発基盤:SCSK FF CORE

トラスコ中山株式会社
取締(di)役 情報システム本部(bu)(bu) 本部(bu)(bu)長(chang) 

数見 篤

トラスコ中山株式会社
商品本部 カタログメディア部
 トラスコ オレンジブック.Com課 課長

花田 和丈

トラスコ中山株式会社
情報システム本部 情報システム部
 システム管(guan)理課 課長 

鎌倉 貴行

「プロツールを取り巻くサプライチェーン全体に対し、テクノロジーで何が解決できるかを考えていきたい。
SCSKさんにはその頼れるパートナーとして今後も期(qi)待(dai)しています」

取(qu)締役 情報(bao)システム本部 本部長(chang) 

数見 篤

背景・課題

トラスコ中山は、独創力をもって「問屋を極める、究める」

 1959年に創業したトラスコ中山は、工場などで使用されるプロツール(工場用副資材)の専門商社として、日(ri)本のモノづくり現(xian)場のニーズに対し、「必(bi)要(yao)な時に」「必(bi)要(yao)なモノを」「必(bi)要(yao)なだけ」お届(jie)けするという使命を持ち、独(du)自の供給体制を構築(zhu)してきた。

トラスコ中山のビジネスフロー

 同社は約2,500社のメーカーからプロツールを仕入れ、機械工具商などを中心に、ホームセンターやネット通販企業まで幅広く販売。その社数は5,300社を超え、その販売店の先にいるユーザー数は100万以上にのぼる。同社の強みは、取扱商品が約200万点と極めて豊富な種類をそろえており、かつ38万点もの在庫を常に保有している点にある。さらには、全国22か所の物流センターから当日、または翌日に配送するロジスティクスの仕組みも整備。一般的に、在庫をもつ会社であれば「在庫回転率」が主要なKPIとなるが、同社は「在庫があるから売れる」という独自の発想のもと「在庫ヒット率(※)」を最も重要(yao)な指標と位(wei)置付けている。 

※全注文のうち、どれだけ在庫から出荷できたかを示す割合

“在庫があり、すぐに届くというのが当社の最大の特長です。私たちのミッションは卸売業としてお客様の利便性を徹底的に追求していくこと。これに尽きます。”

(取締役 情報システム本部 本部長 数見 篤 氏)

売上高3000億円を目指す中、ECサイトには課題が山積

 同社が取(qu)り扱う商品(pin)と、販売(mai)店やユーザーをつなぐ媒体として大(da)きな役割を果たしているのがプロツール総合サイト「トラスコ オレンジブック.Com」だ。プロツールの注(zhu)文単価は低く、発(fa)注(zhu)回数が多(duo)いために販売(mai)店の負(fu)荷は高い。そのため同社は2006年(nian)からWEBサイトで購買に関する一連(lian)の対応を開始。掲載アイテム数は現在約180万点(dian)。システムによる受注(zhu)率(FAX-OCRなど他のシステムも含む)も80%を超えており、同社を取(qu)り巻(juan)く業界内において重要(yao)な仕組(zu)みとして浸透している。

 しかし、「トラスコ オレンジブック.Com」は利便性(xing)の面で課題を抱えていた。商(shang)品(pin)の検索精(jing)度が悪く、目的の商(shang)品(pin)にたどりつかないという事象がしばしば発生。過去重ねてきた部(bu)分的なサイト改(gai)修により、デザインの統(tong)一(yi)感も崩れ、使いづらいものになっていた。

 同社は、中長期の目標として2023年(nian)までに在庫アイテム数を50万(wan)点(dian)まで拡充し、売上高3,000億(yi)円(yuan)を実現することを掲(jie)げている。そのためには、上述の課題の解(jie)消とともに、制約があったサービス提供(gong)時間の24時間対応や、顧客にあった商品(pin)を高精度で提案するレコメンド機(ji)能(neng)の実装(zhuang)など、同社のビジネス成長に見合う抜(ba)本(ben)的な機(ji)能(neng)の見直しと、それに対応するシステム基盤の構築が急(ji)務となっていた。

在庫アイテム数とシステム受注率、売上高の推移

解決策と効果

魅力にあふれ、常にお客様の期待の半歩先を行くサイトを実現する

ECサイトリニューアルにおける3つのテーマ

 「トラスコ オレンジブック.Com」のリニューアルに向け、構想を練ること3年。その実現に向けてパートナーとなったのがSCSKだ。その決め手(shou)は大きく二(er)つ。利便性を高(gao)(gao)め、より独創性の高(gao)(gao)いサービスを提供する上で、同(tong)社(she)の業務や考え方への理解が深かったこと。そして新しいシステムを“作(zuo)る”だけに留(liu)まらない、当事者と同(tong)じ目線での具体策の提示(shi)があったことだった。

“私たちが目指したのは、新たなサービスの展開や新技術の活用に柔軟に対応しながら、常にお客様の期待の“半歩先”を行くサイトを実現することです。”

(商品本部 カタログメディア部 トラスコ オレンジブック.Com課 課長 花田 和丈 氏)

プロジェクトの成功を導いたのは“ワンチーム”としての一体感

 2016年11月にプロジェクトがスタート。ターニングポイントはさっそく訪れた。SCSKは複数のベンダーをアサインし、プロジェクトに臨んでいたが、参画したメンバーが同社(she)独特のビジネスモデルと「トラスコ オレンジブック.Com」の役割を正しく理解することに時間がかかっていた。一般(ban)的なECと異なり、同社(she)はユーザーに直接販売(mai)を行(xing)わない。そのユーザーに向(xiang)けて、どういったおすすめ情報を提(ti)供したらよいかなど、話がなかなか噛みあわなかった。また同社(she)側も抜本的な見直しを行(xing)う中で、新(xin)要件をまとめる負荷(he)がかなり高まっていた。

 両(liang)社(she)はお互いの問題(ti)認識をかなり早い段(duan)階で提(ti)起(qi)し、要件(jian)定義工(gong)程の2か月延長を決断。この早期(qi)に問題(ti)を提(ti)起(qi)し合うアクションは後の工(gong)程でも継続され、このプロジェクトを成功(gong)に導く、重(zhong)要な要因となった。

“私がSCSKさんにお願いしたのは「風通しのよい運営をして欲しい」の一点です。それを見事に実践し、過去経験にない高い品質でプロジェクトをリードしていただきました。”

(数見氏)

 かくして2018年9月(yue)、「トラスコ オレンジブック.Com」は「より見やすく」「より便利」なサイトとしてリニューアルオープンした。2019年1月(yue)より24時(shi)間(jian)対応(ying)も開始。先述(shu)した要件定義工程の延長以(yi)降(jiang)はすべて計画どおりの進行だった。

 サイトリニューアルの効果も早速出始めている。メインビジュアルに掲示したコンテンツのアクセス数が以前よりも大きく増加。伝えたい情報(bao)が利用者にしっかり届いている証(zheng)拠だ。また、目的(de)の商品を探しやすくなったとの声も届くようになったという。

今後の展望

新ECサイトが土台となり利便性追求への取り組みはさらに進化

 リニューアルを果たした「トラスコ オレンジブック.Com」だが、トラスコ中(zhong)山ではこれを次のステージへのスタートと位(wei)置付(fu)けている。2019年2月からはAIを活(huo)用し、チャットボットによる自(zi)然言語(yu)(yu)(口語(yu)(yu))での商品検索や音声(sheng)入力(li)にも対(dui)応。同社(she)はデジタル化できる領域(yu)はまだ多(duo)くあるとみており、今(jin)後も進(jin)化を続けていく。 

 また、販売店やユーザーにとって、「トラスコ オレンジブック.Com」が重要度(du)を増していくことは明らかだ。同(tong)社はサイトの運(yun)用についても、より盤石(shi)な備えで取り組(zu)んでいくと、力(li)強(qiang)く語ってくれた。

“システムが止まれば、販売店様の業務も止まってしまいます。安心・安全なサービス提供を続けるために、SCSKさんと今後もワンチームで取り組んでいきます。”

(情報システム本部 情報システム部 システム管理課 課長 鎌倉 貴行 氏)

SCSK担当者からの声

 全(quan)受注行数(shu)(shu)の約80%を処理している重要かつ大規模なシステムの再構(gou)築(zhu)にあたり、SCSK全(quan)体(ti)で知見やソリューションを結集(ji)。「エンゲージメントを高(gao)めた」「魅(mei)力にあふれた」サイトを構(gou)築(zhu)するという使命感(gan)を持(chi)って取り組みました。数(shu)(shu)多(duo)くの人員が参画(hua)するプロジェクトとなりましたが、日(ri)本のモノづくりのお役に立つというトラスコ中山様の“志”を同じように持(chi)ち、いかにして一体(ti)感(gan)のある体(ti)制(zhi)で臨めるかに尽(jin)力したことが良(liang)い結果につながったと感(gan)じています。「常にお客様の期(qi)待の半歩先を行くサイト」とし続けるべく、最(zui)新のテクノロジーをうまく活用し、これからも変革を後押ししてまいります。

製造・通信システム事業部門
西日本産業第二事業本部
産業システム第三部 副部長

城戸 健文


お客様プロフィール

トラスコ中山株式会社

トラスコ中山株式会社

所在地:東京都港区新橋4-28-1
U R L:

1959年の創業(ye)以(yi)来、モノづくり現(xian)場を陰から支える専門(men)商社として、機械工具(ju)、物流機器、環境安全(quan)用品をはじめとしたプロツール(工場用副資材)の卸売業(ye)および自社ブランドTRUSCOの企画・開(kai)発などの事業(ye)に取り組(zu)む。取引先は約5,300社、その先のユーザーは100万以(yi)上を数える。


2019年4月