テイルズオブテイルズ シーズン2ピンボール

福岡工業大学
九州産業大学
久留米工業大学 様

福岡3大学のICT教育を支える
SCSKの学生向けPC販売サービス

企画、PCの調達・販売、セットアップ、保守までトータルにサポート
教職員の負荷を大幅に軽減

あらゆる分野(ye)でICTの知識と技術が求められるようになった現代。これは、将来(lai)の社会を担う人材を育成する教育機関(guan)も例外ではない。こうした情勢に合わせ、我(wo)が国も官民一体となって教育におけるICT環境の整備に取り組んでいるが、その行く手にはいくつものハードルが存在しており、なかなか思うように進んでいないというのが実態(tai)だ。

中でも、教(jiao)育機関によくある課(ke)(ke)題(ti)の一(yi)つに、学(xue)生(sheng)が学(xue)習や研(yan)究に使(shi)うPCをいかにして供(gong)給するかという課(ke)(ke)題(ti)がある。機種選(xuan)定、調達(da)、販売、ソフトウエアのセットアップなどの工程が必要(yao)で、さらには故(gu)障時のサポートなどにも対応しなくてはならず、学(xue)生(sheng)一(yi)人ひとりに手厚(hou)いサポートをしたい思いと裏腹に、通常の業務で多忙な教(jiao)職員が行うには負担が大きいのだ。

本事例(li)では、福岡県にある3つの大(da)(da)学を舞台(tai)に、これらの大(da)(da)学が教職員の負(fu)担を増(zeng)やすことなく、学生へ要件に合ったPCを安(an)定して供(gong)給(gei)できる仕組みをどのように検討(tao)し実現していったのか、見ていこう。

事例のポイント

課題

  • ICTの普及とともに学生のPC活用スキルが必須に
  • 学生が使う数百台のPCを教職員だけで調達・設定して配布するのは困難
  • 販売後の保守サポートも教職員だけで対応するのは極めて難しい

課題解決の成果

  • 学習・研究に最適なPCが供与されたことで学生による活用が進む
  • PC関連の作業をSCSKへ委託、毎年数百台ものPCが確実に調達可能に
  • 学内にサポート窓口を設置することで、教職員の負担を大幅に軽減

導入ソリューション

  • 学生向けパソコン販売サービス(企画支援/販売/保守)
福岡工業大学
2001年から20年以上にわたり
学生向けPCの販売をSCSKに委託
サポート窓口の設置により
オンライン授業へのスムーズな移行を実現
  • 学校法人 福岡工業大学 情報基盤センター長 エクステンションセンター長 情報工学部 情報システム工学科 教授 博士(工学) 利光 和彦 氏
  • 学校法人 福岡工業大学 学術支援機構 機構長付部長 附属図書館事務室 事務部長 中島 良二 氏
  • 学校法人 福岡工業大学 情報基盤センター 情報企画課 課長 附属図書館事務室 事務長 藤原 昭二 氏
  • SCSK株式会社 プラットフォーム事業グループ 九州プラットフォーム事業本部 営業第一部 営業課 田中 修平

「“大学(xue)の中でPCを使うのは当たり前”という意識が醸成され、自主的に学(xue)ぶ意欲の高い学(xue)生が増(zeng)えています」 

福岡工業(ye)大(da)学 情報基盤センター長

利光 和彦

背景・課題

推奨PCの導入にあたり、選定から調達、設定、販売、
その後のサポートなどにまつわる負担増が課題に

 福岡工業(ye)大(da)学(FIT)が新入生(sheng)に対し、推奨するPCを販売する「大(da)学推奨ノートPC販売事業(ye)」を開始したのは2001年度のことだ。その狙いはPCを “文房具(ju)感覚”で使(shi)いながら、普段の授業(ye)を受(shou)講したり、授業(ye)外(wai)学習で利用(yong)したりすることで、情報活(huo)用(yong)能力を醸成(cheng)させたいという点にあった。

 だが、当時は職員が数名しかおらず、システム対(dui)応などの業務を行いながら、大学側で推奨PCを選(xuan)んで調達、設定、販売、その後のサポートまで対(dui)応するというのはノウハウやリソースの面で難しいと考えていた。

解決策と効果

推奨PC関連の業務をSCSKにすべて委託することで
教員は授業や研究、職員は学内システムの運用に集中できる

 そこでFITは、推奨PCの企画から販(fan)売、保守までをSCSKに委託することを決(jue)断(duan)。その決(jue)め手はサポート窓(chuan)口(kou)を学内に設(she)置する提案にあったという。学内に窓(chuan)口(kou)があればPCが故障(zhang)してもすぐに持ち込むことができ、職員にも負担(dan)がかからない。

 こうして同大(da)学では、新入(ru)学生の約4割、400人近くが推奨PCを購入(ru)するようになったのだが、2020年のコロナ禍(huo)の影響(xiang)により、その運用(yong)体制は大(da)きく変化した。福岡県でも緊急事(shi)態宣(xuan)言が発(fa)出され、同大(da)学でも遠(yuan)隔(ge)授業を実(shi)(shi)施することになったのである。これをイノベーションのチャンスと捉えた同大(da)学は、DX推進計画(hua)「FIT-DX」を新たに策定。教育のデジタル化に対(dui)応するため、2021年度の新入(ru)生から実(shi)(shi)質的(de)なPC必携化に踏み切った。

 FIT-DXでは、デジタル教(jiao)育資(zi)産(chan)や高度(du)情(qing)報化(hua)ソフトウエアの拡充を図りつつ、対(dui)面とオンラインのハイブリッド授業を展開している。これによりペーパレス化(hua)やオンライン化(hua)が進むなど、FIT-DXとPC必携化(hua)の効果は徐々に現れ始めているという。

今後の展望

あらゆるものをデジタル化し大学の運営に活用
ビッグデータを活用し教育効果や大学運営の可視化を目指す

 SCSKの対応については、サポート力の高(gao)さとさまざまな要望に応えてくれる柔軟な姿勢を高(gao)く評価(jia)。最初の導入以(yi)来、20年以(yi)上の長きにわたって契約を継続している。中(zhong)でも、PC関連の業(ye)務をすべて委託できるため、教職員が本来の業(ye)務に集(ji)中(zhong)できる点が大(da)きいという。

 今(jin)やFITではPCを使(shi)(shi)う授業(ye)が“当たり前”となっている。こうした中(zhong)、同大学(xue)が力を入れようとしているのがビッグデータの活(huo)用だ。教(jiao)育(yu)効果や大学(xue)運営の可視化(hua)に向けて、学(xue)内の各種教(jiao)育(yu)活(huo)動で得られるデータやAIをはじめ先端技術を駆使(shi)(shi)した戦略を検(jian)討していくという。

九州産業大学
貸与PCの調達からサポートまでを
SCSKに託し20年
コロナ禍を機に推奨PCを全学部に展開
  • 学校法人 九州産業大学 総合情報基盤センター所長 理工学部 情報科学科 教授 博士(工学) 田中 康一郎 氏
  • 学校法人 九州産業大学 総合情報基盤センター 事務部長 石岡 正次 氏
  • 学校法人 九州産業大学 総合情報基盤センター 事務室長 福田 仁志 氏
  • SCSK株式会社 プラットフォーム事業グループ 九州プラットフォーム事業本部 営業第一部 営業課/マネージャー 河内 崇

「学(xue)生は、PCの動作がおかしくなったらサポート窓口(kou)で対応してもらえますし、すぐに直らないときは予備機も用(yong)意してあるので、授業で使うPCがなくなる心配もありません。またサポート面をご支援(yuan)いただくことで、教職員の負荷は大(da)きく軽減されました」

九州産業大(da)学 総合情報基盤センター所長

田中 康一郎

背景・課題

理工学部の学生を対象に2002年より貸与PCを導入
学内外でいつでもPCを使って学べる環境を目指す

 九州産業大(da)学(xue)(九産大(da))が、学(xue)生(sheng)(sheng)用(yong)PCの活用(yong)を本格的にスタートさせたのは2002年から。情報科学(xue)部(bu)が新設され、貸与PCとして新入生(sheng)(sheng)に配布したのが始まりだ。その後、2017年に理工(gong)(gong)学(xue)部(bu)が誕生(sheng)(sheng)。貸与PCの対象が理工(gong)(gong)学(xue)部(bu)の全学(xue)生(sheng)(sheng)に拡大(da)され、現在は新入生(sheng)(sheng)に毎(mei)年約400台(4学(xue)年で1,600台)を配布している。

 貸与(yu)PCとしている理由は、学(xue)部全体(ti)でPC環境を統一するためだ。PCが同一ならOSやアプリケーションとの相性(xing)を考慮する必要(yao)がなく、サポートが楽になる上、アカデミックライセンスのソフトウエアを安価にインストールできるというメリットもある。しかし、大学(xue)自身が数(shu)百(bai)台の貸与(yu)PCを調達し、設定・配布・販(fan)売後のサポート、故障への対応(ying)を大学(xue)教(jiao)職員(yuan)だけで行うのは大きな負荷がかかる。

解決策と効果

学内にサポート窓口を設けることで
学生に“もしものときの”安心を提供

 九産大(da)に対し、貸与PCの調達(da)から販売、設定、サポートまでを一貫して提供(gong)しているのがSCSKだ。同社(she)をパートナーに選んだ理由(you)は、学(xue)内(nei)にサポート窓口を設け、運用業(ye)務を代行する提案(an)にあったという。たとえば学(xue)生のPCが故障(zhang)したとき、教員(yuan)が対応していたら授(shou)業(ye)が回らなくなる。しかし学(xue)内(nei)に専用のサポート窓口があれば、教員(yuan)も安(an)心して授(shou)業(ye)に専念(nian)できる。

 同(tong)大(da)学がSCSKの販売・保守代行サービスを採用したことで、PCの運用にまつわる一連の作業をアウトソーシングでき、教(jiao)職員(yuan)には大(da)きな負荷(he)がかからずにすんだ。

今後の展望

全学部全学生の必携PC化も視野に
SCSKと共に今後の販売・保守体制を考えていきたい

 同大(da)学(xue)(xue)(xue)(xue)における貸(dai)与(yu)PCの運用がスタートしてから20年(nian)。理工学(xue)(xue)(xue)(xue)部以外でも学(xue)(xue)(xue)(xue)生がPCを利用する機会(hui)が増(zeng)えてきたため、他学(xue)(xue)(xue)(xue)部の学(xue)(xue)(xue)(xue)生を対象に推(tui)(tui)奨PCの販(fan)売(mai)(mai)を開(kai)始(shi)。2021年(nian)度には、コロナ禍によるオンライン授業の推(tui)(tui)進に合わせ、理工学(xue)(xue)(xue)(xue)部を除くすべての学(xue)(xue)(xue)(xue)部に販(fan)売(mai)(mai)対象を拡大(da)。初年(nian)度の実(shi)績(ji)として590台(tai)を販(fan)売(mai)(mai)したが、これについてもSCSKに委託している。

 九(jiu)産大では貸与PCについて、Windows11へのバージョンアップも念頭(tou)に置きながら現状の体制を維持していく方(fang)(fang)針(zhen)だ。一方(fang)(fang)、推奨PCは学生ごとに環境(jing)がバラバラのため、全学生必(bi)携化(hua)も含めて方(fang)(fang)針(zhen)を検討(tao)したい、今(jin)後もSCSKと共に販売・保守(shou)体制を考えていきたいと語り、これまでのSCSKの対応(ying)を評価(jia)した。

久留米工業大学
PC必携化により学生が日常的に
PCを使える環境を整備
学生のスキルが向上し、コロナ禍における
遠隔授業も難なく実施
  • 学校法人 久留米工業大学 学長補佐(広報委員長) AI応用研究所 最新技術調査部門担当 工学部 情報ネットワーク工学科 教授 博士(芸術工学) 河野 央 氏
  • 学校法人 久留米工業大学 教育研究コーディネーター 博士(農学) 八坂 亮祐 氏
  • 学校法人 久留米工業大学 交通機械工学科 自動車コース 行徳 彩花 さん
  • SCSK株式会社 プラットフォーム事業グループ 九州プラットフォーム事業本部 営業第一部 営業課/マネージャー 河内 崇

 「販(fan)売、保守、分割払い、保険(xian)など、SCSKの用意したサービスの枠(枠)組みに丸ごと乗っかるだけで、スムーズにPC必携化が実現しました。実績あるSCSKに依頼(lai)して正解でした」

久(jiu)留(liu)米工(gong)業大(da)学 工(gong)学部 情報ネットワーク工(gong)学科 教(jiao)授 博(bo)士(芸術工(gong)学)

河野 央

背景・課題

学生のスキル向上を目指しPC必携化を検討するも
ノウハウもリソースもない

 久留米工業大(da)学(久留米工大(da))は2018年度の入学生(sheng)からPCの必携(xie)化(hua)をスタートさせた。その背景には、近(jin)隣の大(da)学でPC必携(xie)化(hua)が進(jin)められ、一定の教(jiao)育効果(guo)を上げられていたこと、産業界からPCの使える学生(sheng)が要(yao)望されていたことの2つがあった。そこでPCを必携(xie)化(hua)し、講義や予習・復(fu)習などで使う環境を整備することで、学生(sheng)のスキルを向(xiang)上させるとともに、ITリテラシーを身に着けてもらおうと考えたのである。

 この際(ji)に問題(ti)となったのがPCの導入と運用(yong)だ。大学側にはPCの調達から販売までを行うノウハウはなく、故障や問い合わせなどに対応できるリソースもない。そこで同大学は、一連の作業を外部のパートナーへ委託(tuo)することにした。

解決策と効果

実績のあるSCSKの枠組みに乗ることで
学生が大いにPCを利用できる環境を実現

 久(jiu)留米工大(da)は複数のベンダーに相談。慎重に検討したのち、多くの大(da)学で学生用(yong)PCの導入・運用(yong)を手がけてきた実績や、学内に常設(she)のサポート窓(chuan)口を設(she)け、故障や問い合わせに対応(ying)するという提案を評価(jia)し、SCSKをパートナーに選定した。SCSKの担当者は週1サポート窓(chuan)口に常駐し、教職(zhi)員(yuan)への負荷(he)を減らす一(yi)役を担っている。

 現在ではおよそ240台、新入学(xue)(xue)(xue)生の6割から7割が大(da)学(xue)(xue)(xue)推奨のPCを購入している。その導入効(xiao)果(guo)だが、大(da)学(xue)(xue)(xue)側の狙い通り、学(xue)(xue)(xue)生のPC利(li)用が大(da)いに活発化しているという。学(xue)(xue)(xue)生が校内のあちこちでPCを使っているのが当たり前(qian)の光景となり、プログラムを組(zu)む学(xue)(xue)(xue)生、自作PCを組(zu)み立てる学(xue)(xue)(xue)生なども出(chu)てきた。加えて、コロナ禍(huo)において遠隔(ge)授業をスムーズに実施できたというメリットもあった。

今後の展望

eラーニングの学習履歴データを取得・集約しながら
成果を可視化し、授業の内容にフィードバック

 今(jin)後、久留米工大ではLMS(学習管(guan)理システム)を活用し、eラーニングの学習履(lv)歴(li)データを取得・集約。その成果を可視化し、授業の内(nei)容にフィードバックすることを検討している。

 SCSKについては、他の大(da)学(xue)での経験(yan)をもとにしたアドバイスが受けられる点(dian)を評価。調(diao)達コストの削減や、今後同大(da)学(xue)が目指すAI教育の充実に向けて、高スペックPCの提供などにも期(qi)待しているとのことだ。

かくして3大学(xue)はSCSKの支援のもと、大学(xue)教職員の負担(dan)を増やすことなく、それぞれの学(xue)生向けPC環境を安定して供給する仕(shi)組みを実現(xian)している。今後も両者は連携しつつ、教育のデジタル化(hua)を推進していくことだろう。

(2021年9月 初版)